B型作業所が、怖いと思う時7選!

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B型作業所はある人にとっては「怖い場所」と思っている可能性があります。

その理由は様々で、施設長が怖い、人間関係のトラブルなど働いている上でよくあるトラブルから、B型作業所ならではの問題もあります。

今回はB型作業所が怖いと思うとき7選と、その対処法について紹介します。

B型作業所の怖いところ7選!

B型作業所って怖いの? どういう点が怖い? B型作業所が怖いところを紹介します。

いじめ

会社に限らず学校でもどこでも、いじめがないところなどほぼ無いでしょう。

B型作業所も同じです。

利用者同士のいじめもあれば、スタッフが特定の利用者をいじめているというひどい話もあります。

健常者による差別

健常者にとっては、B型作業所はどういったところなのか、理解していない場合が多いようです。

障害を持っているだけで差別されるのは本当に許しがたいこと。

またB型作業所に通っていることで「変なところに行っているんだって」と噂が立ち、さらに差別されている、という話もあります。

職員によるパワハラ、モラハラ

これもよく聞く話なのですが、施設長やサービス管理責任者によるパワハラ、モラハラが問題になっています。

B型作業所には知的障害を持つ人も多く、業務の理解度もそれぞれ違います。

利用者の作業だけでは追い付かず、職員が残業して作業しているという話もあります。

ですがそれを理由にいじめていい理由にはなりませんよね。

中には知的障害を持っている利用者に、まるで子どもに言い聞かせるように話しかける指導員もいるそうです。

本人は善意のつもりかもしれませんが、あまりにも子ども扱いされると「バカにしているのか」という気持ちになりますね。

目をむくほど安い工賃

B型作業所のデメリットでこれを書かない人はいない、というくらい怖いのが、びっくりするくらい安い賃金(工賃)です。

地域やB型作業所の作業内容にもよりますが、大体時給200円。子どもが親のお手伝いをしてもらえるお小遣いくらいです。

たとえ欠勤なく1ヵ月通所したとしても工賃は1万円いくかいかないか。

「社会参加している!」と実感を持って働いている人はいいのでしょうが、あまりの賃金の安さに恐ろしさすら覚えます。

スキルアップできない

B型作業所の作業内容は単調なものです。

部品の組み立てや梱包作業、クリーニング作業、手工芸などをする作業所もあります。

忌憚ない意見を言わせてもらえば、B型作業所の仕事でスキルアップすることはまずありません。

仮にB型作業所から一般就労に移行するとき(極端な例ですが)、B型作業所の仕事ではスキルとは言い難いものばかりです。

たとえばパンやクッキーの製造補助をしていて、同じ職種の仕事に就きたいのであれば話は別ですが、そうでない限りスキルアップはまずできないと思っておきましょう。

障害者がいればいるほど儲かる体制

A型作業所とB型作業所、どちらも同じですが、利用者だけの生産性ではとても事業として成り立ちません。

それを補填するのが、国から出る助成金です。

悪徳作業所になると、どんどん障害者を雇用し、助成金を搾取しています。

この悪い考えがスタッフにも伝染して、利用者が通所しにくいB型作業所になっていると考えられます。

B型作業所が怖い……対処法はある?

「今のB型作業所が怖い……」そんな状態で通所するのはつらいですね。

最悪の場合、体調を崩して退所を余儀なくされるかもしれません。

B型作業所が怖いと思ったら、以下の対処法を試してください。

サービス管理責任者に相談

まずサービス管理責任者に相談してください。

サービス管理責任者は利用者の悩みを聞き、解決に向けて動くことが業務の一環です。

とりあえず困ったことがあったら、サービス管理責任者に相談するようにしましょう。

外部の支援員に相談

「そもそもサービス管理責任者が怖い」という場合があります。

その場合は外部の支援員に相談するようにしましょう。

多くの人はB型作業所に通所を希望したとき、計画相談支援などを作成するため外部の支援員と契約しているはずです。

B型作業所のスタッフがあてにならない場合は、外部の支援員に相談しましょう。

またハローワークの障害者専用窓口に相談するのも手段のひとつです。

外部の人間が入ることで、問題点がクリアになる可能性が高くなります。

トラブルがあった人と話し合い

利用者同士でトラブルがあった場合は、本人と話し合いをしましょう。

そのときは必ずサービス管理責任者や支援員などのスタッフを入れて、間を取り持ってもらうことを忘れずに。

お互いの行き違いが解決する場合もあれば、どうしてもできない場合もあります。

その際はスタッフ達がトラブルを起こした人を一緒にさせない、他の仕事をしてもらうなど対策を取る場合が多いようです。

別のB型作業所を探す

「このB型作業所はダメだ」と判断したら、さっさと辞めて別の作業所を探しましょう。

ご縁があって通所できたのに退所するのは悔しいですが、ストレスを溜めてまで通所する必要はありません。

他にもB型作業所はたくさんあるのですから、その中にはきっと自分にあう作業所が見つかるはずです。

諦めずにまた作業所を探しましょう。

まとめ

B型作業所が怖いと思うとき7選と、その対処法について紹介しました。

ひとが数人集まればトラブルが起こることもあり、中には利用者のことなどどうでもいい、お金が欲しいだけ、というひどいB型作業所もあります。

「あ、ここ無理」と思ったらすぐに次の作業所を探しましょう。

通所する前に見学と、できれば数日間お試しで作業させてもらえないか打診してみてもいいですね。

その中で、行きたいB型作業所の様子が伺えます。

B型作業所は社会とつながる大切な場所でもあります。

自分に合った作業所に巡り会えれば一番ですよね。

頑張って「ここで働きたい」と思えるような作業所を探してください。