B型作業所に通所するためには、いくつか条件があることを知っていましたか?
と言っても特別な条件はなくほとんどの方がB型作業所に通所できます。
ではB型作業所にどのような利用条件があるのでしょうか。
B型作業所の利用条件、B型作業所を利用するメリット、デメリットについても紹介します。
B型作業所に利用条件はあるの?
B型作業所に通所するにあたって、利用条件を知っておきたいですよね。
B型作業所を利用する際の利用条件について紹介します。
障害、難病指定されている人
心身の障害や難病指定の人が利用対象です。
身体の障害、精神の障害、難病、たくさんの人が働いています。
特にB型作業所はA型作業所に比べると、障害が重い方が通所している場所です。
障害があって一般企業への就労が難しい人
人はいつ病気になるか、ケガをするか分かりません。
健康に働いていたのに、ある日突然病気になってしまった。障害を抱える身になってしまった。
そのせいで今まで勤めていた会社を辞めざるを得ない人もいます。とてもショックでしょうね。
B型作業所はそういった、一般就労が難しい人も受け入れ条件としています。
また元々の障害により就労が困難な場合も、B型作業所の受け入れをしています。
就労移行支援制度を利用したが就労できなかった人
就労移行支援制度は、障害がある方が一般就労、障害者雇用を目指して会社でのマナーやコミュニケーションのトレーニング、パソコンスキルなどを学ぶ場です。
就労移行支援は原則2年利用できます。
その間に就職が決まらなかった場合も、B型作業所を利用できます。
特別支援学校を卒業したが就労できなかった人
特別支援学校を卒業したけれど、就職が決まらなかったという人もB型作業所利用条件のひとつです。
ある調査では、特別支援学校卒業者21.657人に対し、就職が決まった人は6.760人(31.2%)だったそうです。
障害者雇用についても規定はあるのですが、なかなか採用に至らないケースが多く、何社も応募しているのに不採用だと自己嫌悪に陥ってしまうこともあります。
その場合は無理をせず、B型作業所という福祉サービスを利用するようにしましょう。
障害基礎年金1級を受給している人
障害基礎年金1級を受給している方も、B型作業所利用の条件に入っています。
障害基礎年金1級となると、他人の介助がないと生活ができない、身の回りのことは多少できても、それ以上の活動はできない、活動範囲がベッド周辺に限られる程障害が重い方です。
この場合通所することも困難なので、完全在宅で仕事をするか、送迎のあるB型作業所に通所するなど、制限があります。
B型作業所に通所するにあたって気をつけることは?
B型作業所に通所する条件を満たし、通所することにした場合、どのようなことに気をつけたら良いのでしょうか。
通所にあたって気をつけるべきことを紹介します。
面接の際、違和感がないか
B型作業所のトラブルのひとつに、サービス管理責任者や支援員とのトラブルが多くあります。
幼児のような発言をしたり、パワハラ、モラハラをしたりする人もいます。
見学に行って何となく雰囲気が良くないな、と感じたら、その作業所は辞退した方が良いかもしれません。
利用者のコミュニケーションが難しいことを理解する
どの会社でもそうですが、人とのコミュニケーションは非常に難しいものです。
特にB型作業所に通所している方の中には、コミュニケーションが非常に取りづらい人もいます。
あなたが人と会話することが好きでも、相手は苦手で返事すらまともに返ってこない、ということもザラにあることです。
それを「ああ、この人はこういう人なのだな」と気にしない気持ちが大切です。
トラブルや悩みを相談できる環境か
前述したように、利用者と支援員のトラブルはB型作業所によくあることです。
「このB型作業所に行ってみたいな」と思ったら、まず見学をして、中の様子を確かめましょう。
サービス管理責任者、指導員、支援員などは直接利用者と関りながら仕事をします。
キツイ言い方をする人はいないか、悩みを相談できそうな人か、自分の目で確かめてください。
労働時間が長すぎないか
B型作業所はA型作業所に比べると障害の程度が重く、適度な休憩を必要とします。
大体1時間に15分程度でしょうか。
しかし「ブラックB型作業所」は休憩なし、労働時間が長すぎるなど利用者に負担がかかる作業を強要させます。
B型作業所は雇用契約を結べない福祉サービスですが、あまりにも待遇が悪い作業所は外部の支援員や労働相談窓口へ相談するようにしてください。
まとめ
B型作業所に利用条件はあるのか、B型作業所に通所するにあたって気をつけることは何か、紹介しました。
B型作業所は給料よりも「規則正しい生活をするための場所」と考えても良いでしょう。
毎日通所することはつらいけれど、少し元気な日は通所して少しだけ作業をして帰る。
それだけでも充実した気持ちになれるのではないでしょうか。
B型作業所に通所するにはいくつか条件がありますが、条件を満たしているのであれば、ハローワークや転職サイトなどを活用して自分に合ったB型作業所を探してください。
以下の記事では、B型作業所で働くまでのステップについて解説しています。