A型作業所にある闇7選!

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いざA型作業所に通所を始めたら「こんな闇が隠されていた!」ということがあります。かくいう私も、「ええ……」と思う部分もありました。

今回は、A型作業所にある「闇」7選、私の経験も含めて紹介します。

A型作業所は怖い?A型作業所の闇7選

PCやスマホで「A型作業所」と検索するとサジェストに「やめとけ」「やばい」といった言葉が並んでいます。

A型作業所の「闇」部分を紹介します。

パワハラ、いじめ、差別発言

どこの会社にもパワハラやいじめは多少なりともあります。

A型作業所も同じで、いじめや差別はあります。

私が通所していたA型作業所は、幸いにもいじめはありませんでした。

しかし中途採用された男性が障害者に対する知識不足で、「社会人ならできて当然」といったことを平気で言う人でした。

障害の特性で、と説明しても「ここを辞めたらその仕事をしなければならないこともあるから」と、けんもほろろの対応。

比較的欠勤や早退にも寛容な作業所でしたが、その上司は納得いかないようで、あまりにも欠勤・早退・遅刻が多い利用者にはお説教。

それでも改善されないなら契約更新月に満了して解雇にしていました。

また、これは聞いた話ですが、A型作業所も様々な人が働いているので、たとえば身体障害者が知的障害者をバカにしたり差別をしたりといったいじめをしている利用者もいるとのことです。

プライバシーの侵害

A型作業所に通所している全員が、自身の障害をオープンにしている訳ではありません。

私もクローズにして仕事をしていましたが、人の口に戸は立てられぬもので、いつの間にか私の障害は知れ渡っていました。

どこから情報が漏れたのかは分かりませんが、障害という特に繊細なプライバシーを知られるのは、良い気持ちがしませんよね。

利用者の限界を越えた仕事量を振る

いじめの一環かもしれませんが、その人の限界を越えた仕事を振って困らせる人もいるそうです。

頑張って仕事をしてもまた次の仕事を任せられる。

真面目な人は一生懸命に仕事をするので、自身の体調を崩してしまい休職や退所に追い込むようにしているのだとか。

卑怯なやり方ですね。

仕事がまったくない

通所していたA型作業所でもそうでしたが、仕事がまったくない、というのも困りものでした。

「仕事しなくても給料もらえてラッキー」と思うのは最初のうちだけ。

段々嫌気がさしてきます。ある人は1ヵ月、勉強だけをしていた人もいました。

次の仕事に活かせるスキルは得られない

「A型作業所でスキルを得て、将来は一般就労か障害者雇用を目指す場」とされていますが、実際のところ、次の仕事に活かせるスキルを得ることはほとんどありません。

一日中みかんの皮むき(実際にあるのです)をしていても、何のスキルも得られませんよね?

「A型作業所は次の仕事のステップアップの場だ!」と期待している人に水を差すようですが、あまりスキルに関しては期待しない方が良いでしょう。

サービス管理責任者の「アタリ」「ハズレ」

困ったことや悩んでいることを相談するサービス管理責任者。

日頃からお世話になる方ですが、その人との相性が悪ければ、A型作業所に通所すること自体が苦痛になってしまうかもしれません。

やはり人間ですから、相性というものがあるのは当然です。

中にはキツイ言い方をするサビ管さんもいます。悩んで弱っているときにキツイ言い方をされるとますますへこんでしまいますよね。

これは入社してしばらく経たないと分からないことかもしれませんが、サビ管との人間関係で辞める人もいるようです。

補助金目当てのA型作業所

ここ数年でA型作業所の数は2400か所もあり、ここ5年で7倍に増加しているそうです。

「障害者に対しての可能性が広がった」という意見もありますが、実はA型作業所が増加したのには別の理由があるのです。

A型作業所は国からの給付金で運営できるので、補助金目的でA型作業所を立ち上げる悪徳作業所も存在しています。

そういった事業所は短時間労働で仕事を与えず、「自習」だけしている、ということもあるそうです。

A型作業所は、雇用契約を結んだ人ひとりにつき1日7000~8000円の給付金が国から支払われます。

となれば、ひとりの労働時間を少なくし、給料を抑えれば手元に残る金額が大きくなるということ。

制度を利用した悪徳な手段ですね。

「闇」のありそうなA型作業所……見極めポイントはある?

せっかく「働きたい」という意欲が芽生えてきたのに、闇のあるA型作業所には通所したくないですよね。

ここでは闇のありそうなA型作業所の見極めポイントについて解説します。

常に求人を出しているA型作業所

ハローワークで求人を見ていると、常に求人を出しているA型作業所もあります。

それだけ人の出入りが激しいということでしょう。

つまりその事業所は何かしらの問題があるということ。

「このA型、いつ見ても求人があるな」という作業所はできるだけ避けておきましょう。

通所している人の顔が暗い

A型作業所は見学ができるので、通所する前に必ず見学に行きましょう。

その際に通所している人たちの様子を見てみましょう。

暗い顔やどんよりとした顔つきで仕事をしていませんか?

サービス管理責任者は、常に利用者の様子を見ていますか?

自分の目でチェックして、「ここなら大丈夫ではないかな?」と判断してください。

代表者が高圧的な態度でないか

私が見学に行った際、案内していただいたのは社長でした。

とても聡明な方で、「自分」というものをはっきりと持っている方なのだろうな、と思っていました。

中には上から目線でものをいう人、障害者を馬鹿にしたような言動を取る人もいるので、上司になる人の人柄もよく見ておきましょう。

事業所内の環境

事業所内にものが散らかっていないか、掃除は行き届いているか。

暑すぎたり、反対に寒すぎたりの環境ではないか(仕事内容によってはそういった厳しい環境下で働く場合もありますが)。

事業所内の様子もチェックポイントです。

相談支援員と相性が良さそうか

おそらく最初に話をするのは代表者、そしてサービス管理責任者や相談支援員でしょう。

その方たちの様子はどうか。

自分の悩みを聞くだけ聞いて放ったらかしにしないか。

短い見学の時間で人柄を見抜くのは至難の業ですが、自分から疑問点を質問して、どういった返答を返すのかよく聞く、という方法もあります。

ぞんざいな返事やキツイ言い方をしていないか、確かめてみましょう。

まとめ

A型作業所の闇、その見極め方について紹介しました。

日本にはたくさんのA型作業所があります。

もちろん上記のように、己の利益のみで経営しているA型作業所もありますが、もし「なんかこのA型作業所、おかしいな」と思ったら、その直感を信じて、別の事業所を探すようにしましょう。

無理をして体調を崩さないよう、A型作業所選びは慎重に。

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ひろと

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