「体調がすこし良くなったみたい。A型作業所を離れて、一般就労・障害者雇用にしてみようかな」という場合、どこに相談したらいいのか分からない方も多いでしょう。
A型作業所から一般就労・障害者雇用まで、どのように仕事を探したらいいのか紹介します。
A型作業所から脱出したい!転職エージェントとは?
「自分はもう大丈夫!」と自信を持って、一般就労・障害者雇用を目指したいと考えているあなた、その勇気に拍手です。
A型作業所から一般就労・障害者雇用に移行する方法
A型作業所から一般就労・障害者雇用に移るには、いくつかの方法があります。
A型作業所から一般就労・障害者雇用に移る、一般的な方法についてまとめてみました。
- ハローワーク
まず、一番に相談するのがハローワークではないでしょうか。
ハローワークは障害者専門窓口がありますので、そこで「A型作業所から一般就労・障害者雇用に移りたい」旨を伝え、希望の職種を言うと何件か求人票を出してくれます。
そこから自分に合いそうな一般就労を見つけても良いですし、パソコンで調べて、求人票を出してもらっても構いません。
ただし、職員は親身に相談に乗ってくれません。
自分から行動する必要があります。
- 就労移行支援
就労移行支援とは、一般就労・障害者雇用を希望する障害者に、職業訓練や仕事をするにあたってのマナーなどを学ぶ場です。
A型作業所との違いは、A型作業所は働く機会の提供の場に対して、就労移行支援は一般企業などでの就労支援をしてくれるという点に違いがあります。
就労移行支援でも希望する職業を斡旋してくれるうえ、希望すれば職場見学や実習に付き添ってくれるので、上手く自分の言いたいことが言えない、という人は就労移行支援を利用することも検討しましょう。
ただし、就労移行支援には利用期間というのもの存在し、卒業するまで最長2年かかってしまいます。
そのため、今すぐにA型作業所から一般就労・障害者雇用に移りたい人にはおすすめできません。
- 転職エージェント
おすすめの方法は、転職エージェントに登録することです。
自分の希望する年収や障害など、詳しくアンケートを取り、マッチした会社を紹介してもらえます。
インターネットが発達した現代ですので、履歴書はメールにPDF送信、面接もzoomを使用したパターンが多くなりました。
最短、三日で採用ということもあり得ます!
② 転職エージェントを使うメリット3選!
転職エージェントを使うメリットはいくつかあります!
まずは、自分で作成した履歴書・職務経歴書を添削してくれること。
転職エージェントでは、書き方のアドバイスや添削をしてくれます。
自分で転職サイトを使ってエントリーするよりも、採用確率が少なからずアップしますね。
また、転職エージェントでは面接対策もしてくれます。
転職エージェントは、企業の内情に詳しく、どんな面接が行われ、面接官がどのような点に着目しているかを把握しています。
過去に、利用者が面接でどのような事を聞かれたのか?などの質問集をデータとして保管し、あなたの面接対策に活用してくれます。
さらに、企業の人事に推薦してくれることもあります。
自分で個別にエントリーすると、必要書類の経験・スキルで足切りされることも少なくありません。
転職エージェントを利用すると、担当者が個別で人柄も含めてアピールしてくれるので、書類選考の通過率が上がりやすいです。
A型作業所から一般就労・障害者雇用で働きたいあなたへ、おすすめの転職エージェント3つ紹介!
転職エージェントのメリットはお分かりいただけたでしょうか。
ここではA型作業所から一般就労・障害者雇用に向けて、おすすめしたい転職エージェントを3つ紹介します。
ここでは障害者でも一般就労・障害者雇用を目指せる転職エージェントを紹介します。
おすすめの転職エージェント3つ
- Dodaチャレンジ
名前を聞いたことがある人も多いでしょう。求人数は業界1位の96.000件! 求人案内も3.000件と、非常に高い数値を出しています。利用者数も多く、簡単な情報入力で大手求人の案件を紹介してくれます。
転職サイトはひとつに絞らず、いくつか登録して自分のできることにマッチした仕事を探すようにしましょう。
Dodaチャレンジの利用者年齢層は30.40代が多く、20代、上は60代と幅広い年齢層が利用しています。
- at GP 転職
15年以上に渡り障害者の就職・転職をサポートされています。
専任のコンサルタントが書類の書き方から、面接の仕方まで全力でサポートしてくれます。
- Agent-Sana
関東、関西圏の一般就労をお探しなら、Agent-Sanaがおすすめです。
31年もの実績があり、2020年から2022年の離職者はなんと0! すごいですね。
障害者のためにも、障害の内容を聞いてから条件に合う求人票を提示してくれます。非公開求人も多数あり、他の転職エージェントにはない強みがあります。
デメリットは先ほども言いましたように、地方在住の方は求人がない、あっても少数ということです。
最後に
A型作業所から一般就労・障害者雇用を目指している方へ、転職するための方法や転職エージェントについて紹介しました。
現在は従業員数が一定の数字に達したら、障害者を雇用する義務が課されています。
残念ながら実行している企業はまだ少ないですが、紹介した転職エージェントを上手く利用して、一般就労・障害者雇用を目指してください!
まず、A型作業所から一般就労・障害者雇用に移りたい場合、どのような方法があるのかについて紹介します。