障害者雇用にエンジニアの仕事はあるのか?

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障害者雇用には様々な業種があります。

事務や接客、清掃などなど。障害者雇用で仕事を探している方の中には「エンジニア職を希望している」という方もいるでしょう。

障害者雇用にエンジニアの仕事はあるのか、またその場合のメリットとデメリットを紹介します。

障害者雇用にエンジニアの仕事はある?

「障害があるけれどエンジニアで就労したい!」

障害者雇用にエンジニアの仕事はあるのか、紹介します。

そもそもエンジニアとは?

そもそもエンジニアって何? 

という方のため、簡単にエンジニアについて説明します。

エンジニアとは工学(エンジニアリング)の知識を持った人の総称で、日本では「技術者」とも呼ばれます。

現代はIT社会ですのでインターネット関係の技術を持った人は「ITエンジニア」と呼ばれています。

エンジニアといっても業種は多種多様で、システムの開発、設計などのシステムエンジニア、プログラミングをするプログラマー、サーバーの設計、構築などのサーバーエンジニアなどたくさんの職種があります。

これらの技術は専門学校で学ぶ人もいれば独学で勉強してスキルを得た人もいます。

専門知識があると就職に断然有利!

「障害者雇用 エンジニア」で検索すると100件以上の求人案件がヒットしました。

エンジニアは難しい言語を使うこともあるため、スキルを持っている方は大変重宝されます。

ただし未経験、エンジニアの知識はまったくない状態での求人は極端に少ないので注意してください。

完全在宅で働ける可能性もある

エンジニアの仕事は基本的にひとりで黙々と作業をするので、在宅勤務OKの企業もたくさんあります。

外出が困難な障害を持っている方も、自宅で仕事ができるのは大きなメリットですね。

また人と接することが苦手な方も在宅勤務のエンジニアの仕事に応募してもいいでしょう。

未経験でも採用の可能性あり

エンジニアの仕事は難しく、ほとんどの場合実務経験やある程度の知識がないと応募できないのですが、稀に未経験でも応募している企業があります。

数ヶ月にわたってしっかりと研修をし、それをクリアして実務にあたるようです。

はじめは簡単な業務から徐々に難しい案件へと仕事を任せられるようにしているので、しっかりと勉強をすればエキスパートになれる可能性も大です。

障害者雇用でエンジニア職に就くメリット・デメリット

障害者雇用にエンジニアの仕事がたくさんあることが分かりました。

では次に、障害者雇用にエンジニア職に就くメリットとデメリットについて紹介します。

発達障害とエンジニアは相性抜群

発達障害者とエンジニア業務は非常に相性が良いと言われます。

その理由として、発達障害の方の特性として「特定分野においての集中力と強いこだわりがある」という傾向が強いことが関係します。(すべての発達障害者にあたるとは限りません)

エンジニアは集中力が求められる業種ですので、エンジニア業務に関心があれば高い集中力で仕事を続けることが可能です。

ただし過集中になりがちになってしまうので、業務と休憩のメリハリをつけることが肝心です。

手に職をつけられるので転職にも有利

IT社会の現代、エンジニアの仕事は引っ張りだこ。

手に職があるので転職は非常に有利と言われます。

短期間での入社、退社を繰り返すことはあまり良くありませんが、条件の良い職場に巡り合えたら長期間勤務も可能です。

場合によっては正社員登用になる可能性もあるので、将来は一般就労を見据えている方は「正社員登用あり」の求人を調べるようにしましょう。

給与も他の職に比べると高いケースも

エンジニアは他の障害者雇用の仕事に比べると難易度が高い業務です。

そのため基本給は低くとも、企業によっては技術料が発生する場合があります。

手に職があることはメリットが多いのですが、エンジニアはやはり難しいので人手が足りません。

そのため他の障害者雇用に比べると給料が高くなることも珍しくありません。

常に勉強

ここからはデメリットを紹介します。

エンジニアの仕事は常に勉強が必要です。

特にITエンジニアについてはどんどん変化がありますので、学習する意欲がない人には難しい仕事です。

高度なスキルが必要

前述したように、エンジニアの仕事は多種多様ですがどれも高度な技術が必要となります。

一番良いのは通信教育などである程度のスキルを得てから求人に応募する方が良いのですが、まったくの未経験でも募集している案件もあります。

ただしそういった企業は少ないため求職者が殺到するので、採用の確率は低くなります。

完全在宅の場合、報連相が欠かせない

これはエンジニアの仕事に限った話ではありませんが、在宅就労の場合側に誰かがいないので、分からないことや相談したいことがあればSkypeやzoomなどで連絡を取ります。

また仕事内容の齟齬が出る可能性もありますので、常に報連相を意識して、同僚や上司にコミュニケーションを取るようにしましょう。

まとめ

障害者雇用にエンジニアの仕事はあるのか、またエンジニアの仕事に対するメリットとデメリットについて紹介しました。

エンジニアの仕事は一度覚えてしまえば一生使える大きな武器です。

もちろん常に最新の情報にアンテナを張って、新しい技術を習得する努力は欠かせませんが、それに見合ったお給料を頂ける企業もたくさんあります。

また数は少ないのですが未経験でも応募可能な企業もありますので、エンジニアの仕事に興味がある方も、一生懸命勉強すれば企業の役に立つ人材になれるはずです。

難しい仕事ではありますが、自分の体調を考慮した上で障害者雇用に応募してみてください。

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ひろと

障害者雇用で働くには、転職エージェントの利用がおすすめです。