A型作業所の体験談を赤裸々に話します!

laptop gda81c7aa9 1920 - A型作業所の体験談を赤裸々に話します!

私は都合3年半、A型作業所にお世話になっていました。

A型作業所は一般の職場とまったく違い、「こんな楽な職場あるの?」と思いながら毎日通所していました。

たった3年半でしたが、多くの人と出会い、そして別れました。

強烈なキャラクターの持ち主もいましたし、「一般でやっていけるんじゃないの?」というくらい優秀な方もいました。

今回は、私が3年半の間に体験したことを赤裸々に紹介します!

A型作業所とゆかいな仲間たち

ここでは主に人間関係についての体験談を綴っていきます。

楽しい人たちが多かったですよ。

人間関係は最高!

もしかしたら奇跡に等しいことだったのかもしれませんが、私はそのA型作業所で人間関係に悩んだことはほとんどありません。

ほとんどの人が精神を病んでA型作業所に通所していたからでしょうか、ミスがあってもカバーしあい、基本的にみんな仲良し。

確かに馬が合わない人同士もいましたが、その辺りは指導員たちがうまく調整し、お互いが接触しないよう気を配ってくださっていました。

たまに、人間関係を乱すような人が入所してきたこともありましたが、そういう人は上が指導する前に辞めていったので、かなり平和な事務所だったと今でも思っています。

サボっちゃう人たち

私が通所していたA型作業所は、精神障害者がほとんどでしたので、雨の日や季節の変わり目に休む人が多かった印象です。

私も気圧の変化に弱いので、梅雨の時期だけで有休を使い果たした、ということもあります。

基本的にA型作業所は体調不良の欠勤、遅刻、早退に寛容です。

特に通所していたA型作業所は、欠勤連絡はLINEで行っていたので、ある意味では休みのハードルが低くなりがちです。

そこでサボり癖がついてしまい、あまりにも目に余ると会社から注意を受けたり就業時間を短くしたりと対処していましたが、それでもサボり癖が収まらないとなると、契約更新月に満了として退所させられる、というパターンが多くみられました。

私が知っている限りでは、1月に10日欠勤したという剛の者もいました。

3年半で4~5人、サボりで辞めさせられたので、A型作業所の在り方も考えられますね。

自分で会社を立ち上げた人!

発達障害でしたが大変頭の良い人で、東大を目指していたという男性がいました。

無口な人なのでプライベートなことはまったく分からない人でしたが、常にカチャカチャとキーボードを打って仕事をしていました。

何をしていたのか、今でも分かりません。

そのうち、その人が辞めるという噂が上がりました。

就活していたんだ、と言ったところ、「自分で会社を立ち上げるらしいよ」と。びっくりしましたね。

そんなことできるの!? と思いましたが、実際に彼は屋号を立て、在宅で仕事をしているそうです。

辞めた後も嘱託としてたまに会社に来て、プログラミングのような作業や指導をしていました。

仕事をしない人

どこでもいるでしょうが、仕事をしない人がいました。

それもこっそり舟をこいでいるという可愛いものではなく、腕を組んで足を組んで、顔は天井を向け、これ以上ないくらい堂々と寝ているのです。

はじめは考え事でもしているのかと思っていましたが、どう見ても寝ているのです。

それについて、サービス管理責任者や指導員が何も注意しなかったことは、今でも謎です。

いきなり辞めた指導員

A型、B型作業所は利用者の管理を、サービス管理責任者や指導員が行っています。

私が在籍していたA型作業所は第一線を退いたシニアも募集しており、4人の方が指導員として勤務していました。

詳しくは分からないのですが、お給料はあまり高くなく、役職手当がついていても私たちとそうそう変わらない給料で働いていたと聞きます。

そしてびっくりしたのが、3人同時に入所した指導員の内2人が、しばらく働いた後、「辞めます」と当日に言い出して退所したのです。

原因については未だ分かりませんが、65歳を過ぎた、部下に指導する立場の人が挨拶もなしに辞めるのか、と呆れるやら驚くやらで、「このA型作業所はあんまり良くない所なのかな」と疑いを持ったこともあります。

A型作業所の仕事について、赤裸々告白

次は仕事内容についての体験談を紹介していきます。

200字の記事に1日

私のことですが……。求人には「webライター募集」と書かれていたので飛びついたのですが、実際に文章を書くのはFacebook記事。

性質上、Facebookでは長文を書くことができません。

しかもそのA型作業所は創業間もない事業所だったので、契約している会社も少なく、月に記事を書くのは多くて5本程度。

以前は5000字、1万字といった記事を書いていたのに、たった200文字程度では10分もあれば完成します。

そうするとどうなるか。

あとの時間はネットサーフィンに明け暮れるか、文章の書き方について書かれた本を読んで勉強するか、うつらうつらするか。

「ライター」と名乗っていましたが、実際に作業する時間は本当に短かったです。

延々とシール貼り業務

仕事がなさ過ぎて、ネットサーフィンにも飽きると他の部署に行って「何か仕事ありません?」と巡回していました。

その中で強烈な印象に残っているのが、あるチラシの誤字の上に、正しい文字を打ったシールを貼るという単純作業。

シールは小さいし、おまけにシールの文字が手の汗や脂でにじんでしまい、下手をするとまったく読めない状況に。

しかもそういう仕事に限ってもの凄い枚数があるのです。

最後は間に合わなくて社内総出での作業でしたが、皆さん苦悶の表情で作業していたのがおかしかったです。

一か月の「学習」

通所していたA型作業所では、「時間が余ったら学習をしても良い」と言われていました。

何の学習についてかはその人の判断にゆだねられ、ある人はExcelの勉強をしたり、ある人は簿記の勉強をしたり。

私はwebデザインの仕事をしたくて勉強していたのですが、HTMLで挫折してしまったので、せっかく購入してもらったPhotoshopとillustratorもただの無駄遣いになってしまい、今でも申し訳なく思っています。

また、同じチームの業務計画と実績をExcelにまとめる業務をしていましたが、仕事がまったく無くて1か月間「学習」と書いている人がいました。

どういう気持ちで勉強していたのかは分かりませんが、さぞかし苦痛だったろうなあ、と思います。

安いけれどあんまり美味しくないお弁当

通所していたA型作業所では、1日200円でお弁当が買えるサービスを利用していました。

大きめのお弁当箱に汁物がついていたので、かなりお得だと思います。

精神障害の方は朝が特に弱いという症状の人が多いので、お弁当を作る余裕もない方が大多数。

コンビニ弁当やパンもいいですけれど、それなら200円のお弁当の方が絶対にお得ですよね。

私もはじめは利用していたのですが、正直に言うと……あまりおいしくなかったのです。

特に魚料理がひどく、「え、これだけ?」と言いたくなるようなちっちゃな魚が一切れ。

あとは小鉢ものだけで、これだけのおかずでどうやって白米を食べろというのか、という感じでした。

しばらくすると1ヵ月ごとのメニュー表が貼られるようになったので、みんなそれを見ながら、「よし、この日は唐揚げだから頼もう」「この日は魚だからやめよう」などと言い合って注文していました。

が、そのメニューも時々違っていて「肉って書いているのに魚やん!」ということもしばしば。

今だから笑って書けるのですが、食い物の恨みは恐ろしいもの。

楽しみにしていたお弁当が違ったものだと、午後からのテンションがガタ落ちになっていました。

まとめ

通所していたA型作業所について、体験談を赤裸々に綴りました。

私は病気のため契約満了してしまったのですが、いま思い出しても結構楽しかったな、と思う場所でした。

もし病気になっていなかったら、今でも通所していたかもしれません。

すべての事業所が私と同じようなところとは限りませんが、「こういう事業所もあるのね」と参考にしていただけたら幸いです。

sit g71697e056 1920 - A型作業所の体験談を赤裸々に話します!
ひろと

以下の記事では、A型作業所で働くまでのステップについて解説しています。