障害者雇用のメリット7選!

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障害者雇用で働くことになった方は様々な理由があるでしょう。

A型作業所からステップアップした方、就労支援を得て障害者雇用になった方など。

障害者雇用になると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

またデメリットは? この2点について紹介します。

障害者雇用で働くメリット7選

一般就労ではなく障害者雇用を選ぶ。そのメリットについて7点紹介します。

大手企業の障害者枠がある

意外に多いのが、大手企業の障害者枠があることです。

障害者雇用促進法で、43.5人以上の従業員がいる企業は障害者を1人以上雇用しなければなりません。

そのため大手企業は障害者雇用を積極的に行っています。

私の地元では、大手保険会社の障害者枠がたくさんあります。

周囲の理解が得られる

「障害者」ということで周囲の理解が得られます。

中には頭の固い人もいますが、大抵の場合は会社側から配慮があります。

たとえば急に具合が悪くなった場合、就業時間内でも休憩を取れます。

遅刻や欠勤に関しても、一般就労に比べると寛容に対処してもらえます。

合理的配慮が受けられる

たとえば車いすを使用している障害者のため、スロープや手すりを取り付ける。過集中にならないよう、短時間の休憩は許可。

このような合理的配慮が受けられるので、長く働けるような環境づくりをしている企業もあります。

障害の特性に配慮した業務を任される

障害者とひと言で言っても、その病名や症状は人によって違います。

障害の特性でどうしてもできない作業がある場合、その人に合った仕事を任されることがあります。

ただしこれは企業によって考え方に差があるので、「障害者雇用でも一般就労と同じ業務をしてもらう」といった企業もあります。

時差出勤ができる企業もある

朝起きるのがどうしてもつらい、満員電車に乗るとパニックになるといった障害を抱えている場合、時差出勤を認めてもらえる可能性もあります。

「このような障害なので、この点について了承してほしい」と面接の段階で伝えると、企業としても対応がしやすくなります。

一般就労よりも採用が得やすい

障害者雇用は一般就労よりも採用率が高くなっています。

当然と言えば当然ですが、障害者雇用は障害者手帳がなければ応募できません。

当然倍率は低くなり、採用の可能性が高くなるということです。

体調で早退、欠勤にも配慮が受けられる

どうしても体調が悪くてつらい、これ以上働き続けるのは無理、と感じた場合、早退、欠勤にも配慮してもらえます。

企業によって差もありますが、あまりにも欠勤が多いと苦言を呈される場合もありますが、大抵の企業は「承知しました」で終わるはずです。

ただし、一緒に働いている同僚はあなたの仕事も引き受けることになります。ひと言「申し訳ありませんが、よろしくお願いします」の挨拶は忘れないようにしましょう。

障害者雇用で働くデメリット5選

障害者雇用で働くメリットについて紹介しました。次は障害者雇用のデメリットについて紹介します。

職種が限られている

障害者雇用は職種が極端に限られている、というデメリットがあります。

主に事務作業や飲食店、清掃などの業務が多いので、自分の持っているスキルを活かせる仕事がない場合もあります。

簡単な作業しか任せてもらえない

自分としては頑張って仕事をしたいのに、簡単な作業ばかり任される。これもよくあることです。

企業側としては、障害者への配慮と同時に、大きな仕事を任せて、ストレスにより病状が悪化したり欠勤が続いたりすることを懸念しているのでしょう。

一般就労に比べると給料が低い

私も障害者雇用で仕事をしていますが、一般就労の半分くらいの月給しかいただけません。

在宅作業なので他の人の成果を見ることはできませんが、作業をしてもしなくても、給料に影響はありませんし、昇給もありません。

障害者雇用にステップアップできたのは嬉しいことですが、成果を評価してもらえない企業もあるということを理解しておいてください。

離職率が高い

障害者雇用した人の過半数が1年以内に職場を退職している傾向にあるそうです。

(参考;「障害者の就業状況等に関する調査研究」)

理由は多々あるでしょうが、転職を繰り返すとその分採用される可能性も低くなってしまいます。

「この会社で長く働けそうか」を意識して応募するようにしましょう。

差別的な対応を取られる場合もある

最近では障害に対する理解を得ている方も多くなりましたが、中には前時代的な考えで差別的な発言、対応を取る人もいます。

そういう人はどの企業にもひとりはいるので、極力近寄らないようにして対処するようにしましょう。

まとめ

障害者雇用のメリット7選を紹介しました。

はじめはベッドから動くこともできなかった私が、A型作業所を経て障害者雇用になった時、本当に嬉しかったことを覚えています。

実際に入社してみると、思っていたより違った部分も無きにしも非ず、ですが、自分の体調を見ながら仕事ができるというのは得難いメリットです。

障害者雇用を考えている方は、メリットとデメリットを理解し、自分が楽しく働ける環境であるかどうかを見極めて就活に励んでください。

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ひろと

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