A型作業所に行きたくないと思う時5選!

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仕事をしている以上、誰だって「今日は仕事したくないなあ」と思ったことがあるでしょう。だからと言ってサボる訳にもいかない。

A型作業所に通所している人にとって、「作業所に行きたくない」と感じるのはどんなときでしょうか。また、その場合の対策なども紹介します。

A型作業所に行きたくない……その理由は?

「A型作業所に行きたくないなあ……」その気持ち、よく理解できます。特に月曜日はしんどいですよね。

具体的にどのようなとき、A型作業所に行きたくなくなるのか、紹介します。

仕事が単調でモチベーションダウン

A型作業所の仕事内容はほとんど単純作業です。

そのためはじめは頑張れてもだんだんと慣れていき、次第に「つまらない」と感じることがあります。

商品の梱包や箱詰め作業は、誰でもできる作業ではありますが、簡単すぎて時間が経つのが遅く感じられますよね。

「もう1時間くらい仕事したかな?」と時計を見ると30分も経っていなかった、という話はよく聞きます。

給与、福利厚生に不満

A型作業所は雇用契約を結んでいるので、時給が発生します。

しかしほとんどのA型作業所は県の最低賃金。

昇給もボーナスもなし、という作業所がほとんどです。

こういった給与や福利厚生に不満を抱えている場合、仕事に対するやる気は著しくダウンして、「今日はサボろうかな……」という考えになってしまいがちです。

人間関係に悩みがある

どんな職場でもそうですが、人間関係に悩みがない人はいないでしょう。

たとえどれだけお互いが嫌っていたとしても、社会人である以上、大人になって仕事をしなければいけません。

ですが中には、無視したり嫌がらせをしたりするような子どもっぽい真似をする人もいます。

そういう人が作業所にいると、空気が悪くなって通所するのが嫌になってしまいますよね。

キャリアアップにつながらない

A型作業所は単調な作業が多いため、キャリアアップにつながることはほとんどありません。

たとえばA型作業所で事務系の仕事をしていて、障害者雇用や一般就労を目指し、履歴書を作成した場合、A型作業所の仕事を履歴書に書くことができます。

しかし、商品の梱包や組み立て作業ではスキルにはなりません。

そういった意味では、将来A型作業所以外で仕事をしたい、という人には単純作業のA型作業所は向いていません。

A型作業所に行きたくない場合の対策

「もう今日は休もうかな」。毎日誘惑と戦いながら通所しているでしょう。

一度でもサボってしまうと、サボり癖がついてしまい、後々困ったことになってしまいます、

A型作業所に行きたくない場合の対策を紹介します。

自分自身に目標を設定

ただダラダラと仕事をしていても、眠いし効率も悪いだけです。

「今日はここまで作業をする!」と目標を設定して業務に取り組んでみましょう。

その場合、あまり高すぎる目標を立てると挫折するので、あくまで「ちょっと頑張らないと無理かな」といった程度で充分です。

それだけでも、てきぱきと仕事をこなせるようになります。

給与に関して話し合いの場を作ってもらう

給与や福利厚生に対しての不満がある場合は、上司との話し合いの場を設けてもらいましょう。

その際、いきなり上司に言うのではなくまずはサービス管理責任者に相談するようにして、サビ管さんが上司に報告し、そこで話し合いの席を作ってもらった方が、お互い冷静に話し合いができます。

今までの経験上、A型作業所で給与アップしたという話は聞いたことがありません。障害者雇用でも同じです。

給与についての不満がある場合は、一応相談、それでも納得できない場合は、他の方法(障害者雇用、一般就労)の道を探した方が良いでしょう。

人間関係はサービス管理責任者に相談

「どうしてもこの人と仕事をしたくない」「あの人がいると事業所に行きたくない」という場合は、サービス管理責任者に相談しましょう。

サービス管理責任者の仕事は様々ですが、大きな仕事のひとつに「職場環境の改善」があります。悩んでいること、困っていることを気軽に相談できる人なので、人間関係で悩んでいるのであれば、サービス管理責任者を頼りましょう。

上司と相談のうえ、仕事内容を変えて接触を少なくするなどの対応を取ってくれます。

自習でスキルを習得する

上記でも紹介したように、A型作業所の仕事はキャリアアップにつながるとは言いかねません。

もしそこまで忙しくなく、暇な時間が多いのであれば、自習でスキルアップしてみませんか?

 簿記やCS検定、パソコン作業が好きならwebデザインの勉強などいかがでしょう。

資格はいくら持っていても邪魔になりません。

自習でスキルアップを目指しましょう。

他の職場への転職

「もうどうしてもイヤ。行きたくない」といった事情がある、サービス管理責任者に相談してもどうにもならない、といった場合は、他の職場へ転職するのも方法です。

イヤだ、イヤだと思いながら仕事をしても楽しくありませんし、何よりも体調を崩してしまう方が大変です。

どうにもならない、と思ったら、転職を考えてみましょう。

A型作業所で頑張りたい……その場合の対策は?

できることならA型作業所で頑張っていきたい。まだ障害者雇用は自信がない。

そういう場合はどうしたら気軽に通所できるのでしょう。

4点紹介していきます。

自身の体調管理に気をつける

特に精神障害を発症している人は、ストレスで体調が崩れやすくなっています。

できるだけストレスを発散できるよう、深呼吸をしたり軽い運動をしたりして、自身の体調管理に努めましょう。

趣味や興味のある活動をする

毎日毎日、A型作業所のことを考えていてもまったく楽しくないですよね。

できれば「これをしている時間だけは忘れていられる」というような趣味の時間を作ってみませんか?

なにかものづくりをしてもいいですし、筋トレをしてシェイプアップを目指したり、見逃していた映画をオンデマンド配信で見たり。

趣味があると生活に潤いが出ますし、ストレス解消にも一役買ってくれます。

何か好きなことを見つけてみましょう。

誰かに相談する

誰かにぐちを聞いてもらうだけで、なんとなくスッキリすることってありませんか?

どうしてもモヤモヤして気分が悪い、A型作業所に行きたくない、というときは、誰かに話を聞いてもらうようにしましょう。

もしかしたら有益なアドバイスがもらえるかもしれませんし、解決に至らなくても「こういう風に考えたらいいよ」といった対処方を教えてくれるかもしれません。

仕事に熱中しすぎない

今のA型作業所の仕事が好きだからこそ、ストレスが溜まってしまう場合があります。

たとえば「自分はこんなに頑張っているのに、あの人は何もしない」などと考えてイライラ、モヤモヤする。

仕事に熱中するのは良いことですが、何事もほどほどが肝心です。

あまりストレスを溜めると反対に「A型作業所に行きたくない」という考えに陥ってしまいます。

また仕事に熱中しすぎるが故、オーバーワークになってしまい、体調を崩すこともあります。

ほどほどの範囲で仕事をすると、「行きたくない」という気持ちもおさまるのではないでしょうか。

まとめ

A型作業所に行きたくないと思うとき5選と、対策を紹介しました。

誰でも「今日は仕事したくない」ということがあります。そこで頑張れるか、サボってしまうか。

できればサボらず頑張っていきたいところですよね。

対策を参考に、明日も作業所に頑張って通所しましょう。

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ひろと

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