障害者雇用で、社内ニートにならないためのポイント4選!

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「やっと障害者雇用で入社したのに、仕事がなくて『社内ニート』になってしまった」という声をよく聞きます。

原因は様々ですが、一日仕事もせずボーっと時間を使うのはもったいないですよね。

今回は、障害者雇用で社内ニートになる理由、また社内ニートにならないためのポイント4選を紹介します。

障害者雇用は社内ニートになりやすい? その理由は?

健常者でも社内ニートはいます。

一日中退屈そうにネットサーフィンをしていたり、こっそりゲームをしていたり。

障害者雇用者が社内ニートになりやすい理由を紹介します。

企業側が障害について理解していない

特に障害者の受け入れが初めての企業は、障害者について、障害の症状やできること、できないことなどを理解していません。

そのため「与えられる仕事がない」と判断されて、放っておかれるケースになってしまい、社内ニートになってしまうのです。

単純作業しか与えてもらえない

会社側は配慮のつもりかもしれませんが、単純作業しか与えてもらえないのもつらいですね。

単純作業はすぐに終わってしまうか、一日中同じ作業を繰り返すかのどちらか。

どちらもしんどい状況です。

「自分はこれならできる」とハッキリ口に出して言うことで改善できる問題かもしれません。

受け身体制で仕事待ちをしている

仕事の指示を待っている「仕事待ち人間」になっていませんか?

他の人たちは自分の仕事があるので、あなたに指導をしている暇がないのかもしれません。

「忙しそうにしているし、声をかけたら申し訳ないかな」と思うかもしれませんが、社内ニートを避けるためには仕事を覚えるしかありません。

積極的に声をかけて、仕事をするようにしましょう。

会社側が配慮し過ぎた結果

先述しましたが、会社側が障害について分からないので仕事を与えないことと同様、配慮し過ぎた結果、仕事がない状態もあります。

会社側は良かれと思っているのかもしれませんが、本人にとっては「どうして仕事を与えてくれないのだろう」と苛立ちますよね。

障害者雇用の数合わせのための雇用

法律では一定数の従業員を雇用したら障害者を雇用しなければならない、と決められています。

そのため数合わせのためとりあえず障害者を雇用している、という企業もあります。

そういった企業はブラックの場合が多いので、仕事を与えない、掃除やコピー取りなどの仕事しか与えないなど、障害者の特性に合った仕事など何も考えずに「ただ雇っているだけ」の状況になりがちです。

個人的な考えとしては、そういったブラック企業はさっさと見切りをつけて別の障害者雇用を探す方が心身のために良いかと思います。

障害者雇用で社内ニートにならないためのポイント4選!

障害者雇用で社内ニートになってしまう原因について紹介しました。

では障害者雇用で社内ニートにならないためには?

ポイントを4選紹介します。

自分から動く努力をする

自身もそうですが、人見知りでなかなか話ができない人もいます。

障害のためうまく話せない人もいます。

だからといって自分からコミュニケーションを取ることを放棄しないでください。

もしかしたら自分にもできる仕事があるかもしれません。

仕事が見つからないなら「何かできることはありますか」と質問して、仕事をもらうようにしましょう。

それを繰り返していくことで仕事を覚えられ、会社側も「あの人は頑張っている」と評価をもらえるかもしれません。

会社側に相談する

会社に面談の機会を設けてもらい、自分の障害や症状について詳しく説明しましょう。

面接でもお話しかたもしれませんが、採用担当と現場で働いている人が違うことはよくあるので、あなたのいる職場の人たちはあなたの障害や特性、得手不得手をよく理解できないのかもしれません。

「障害についてはあまり話したくない」という方もいますが、自分のことを知ってもらわない限り、永遠に仕事はありません。

できるだけ詳しく、特に「この作業が得意です」と話をすると、仕事を与えられる可能性も高くなるでしょう。

スキルアップのための勉強時間にする

仕事がないのならスキルアップの勉強時間に充てましょう。

事務職ならMOS検定、簿記検定、求人の中には「英会話できる人歓迎」の仕事もあるので、TOEICテストの勉強をしても良いですね。

検定に合格すれば履歴書にも記載できますし、もし将来別の会社に転職を考える場合、検定合格実績は採用担当者の目に留まりやすい可能性も高くなります。

別の障害者雇用案件を探す

頑張って仕事を探したり会社側にも相談したりしたけれど、状況が変わらない……そのような場合はいっそ、別の障害者雇用を探すこともひとつの手です。

「社内ニートでもいいや」と思っているのなら別ですが、会社の役に立ちたい、自分の持っているスキルを存分に発揮したい場合は他の会社を探しましょう。

ハローワークで求人を探す他、最近は障害者向けの転職エージェントもあります。

時間を無駄に使うよりも、転職活動をした方がはるかに有益な時間です。

今の会社に見切りをつけたのなら、さっさと別の求人を探してみましょう。

まとめ

障害者雇用が社内ニートになりやすい理由、また社内ニートにならないためのポイント4選を紹介しました。

社内ニートとは何とも上手い言葉を考えたものだ、と感心せずにはいられませんが、自分がその立場だと恥ずかしいですよね。

自分で出来る限りの努力をして、社内ニートにならないよう頑張ってください。

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ひろと

障害者雇用で働くには、転職エージェントの利用がおすすめです。