障害者雇用とは何か、詳しく説明します!

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障害というハンデを持っている方が就業するには、いくつか選択肢があります。

A型作業所やB型作業所、そして障害者雇用があります。

しかし障害者雇用というものがよく分からない人もいます。

今回は障害者雇用とは何か、実際に障害者雇用で働いている筆者が感じる、障害者雇用のメリットとデメリットを紹介します。

障害者雇用とは?

「障害者雇用って何? 一般雇用とどう違うの?」と疑問をお持ちの方へ、障害者雇用について説明します。

障害者雇用と一般就労

一般就労というのは大体の企業が採用している、週5日8時間出勤、週休二日制の企業です。(企業によって違いはあります)

それに対して障害者雇用は、障害者手帳を所持していることが大前提で仕事をする働き方です。

障害の特性に合わせて時短勤務や欠勤に対する症状に寛容で、ハンデを持っていても自分のペースに合わせた仕事ができることが大きな特徴です。

障害がある人の特性に合わせた働き方ができる

障害者といっても病名も違えばその症状もひとによってまったく違います。

障害者雇用で就労した場合、その点に配慮をしてもらえるのが特徴です。

たとえば気圧の変化などで体調を崩し、欠勤の連絡を入れても「体を大事にしてください」と言われるだけです。

筆者はA型作業所から障害者雇用にステップアップしましたが、障害のケアに関してはA型作業所とほぼ変わりません。

むしろ障害者雇用での方が繊細なケアをしてくれています。

5時間から6時間勤務になったので給料が増えたといういい事づくめの結果になりました。

障害者手帳を所持している人が対象

前述しましたが、障害者雇用で応募するには障害者手帳が必須です。

たまに障害者でも手帳を所持していない方もいるのですが、手帳があると様々な恩恵が受けられますので、障害者雇用を検討している、しかし手帳は持っていないという方は早めに申請をすることをおすすめします。

欠勤や早退、障害特性に配慮してもらえる

一般就労した場合は健常者と同じ働きが求められます。

そのため欠勤や早退を繰り返すと、最悪の場合解雇になってしまう可能性もあります。

その点障害者雇用は欠勤、早退しても特に何も言われません。

業務よりも体調面を優先しても良い環境なので、体調がすぐれない時は欠勤してゆっくり体調を整えることに専念できます。

実体験!障害者雇用のメリットとデメリット

ここからは、実際に障害者雇用で仕事をしている筆者が障害者雇用で働くメリットとデメリットについて紹介します。

私は完全在宅の仕事なので少し特殊なのですが、大体同じだと思いますので、参考にしてみてください。

仕事よりも体調を優先

記事作成をするのが所属しているチームの仕事なのですが、毎日のように誰かが体調不良でお休み、または早退や遅刻をしています。

それについても「○○さんは病欠です」でおしまい。

個人でする業務というのも理由でしょうが、とにかく体調第一という環境なので、体調が悪い中無理をして働くことはしなくても良い環境です。

ただしあまりに休み過ぎると有給がもらえない(半年で80%の出勤率で有休取得)ということもあるので、その点は注意が必要だと思っています。

定期的なアンケートによる健康診断

月に一回、メールにてカウンセリングが行われます。

「最近の体調」「気になること」「仕事について」などかなり細かくアンケートが取られ、回答によっては個別でメールが届き、より具体的な悩みや不安について聞かれます。

それによって上司と情報を共有し、私たちが働きやすい環境づくりを提案してもらえます。

労働時間、始業時間が自由

私は9時~16時までの通常勤務ですが、中には10時~17時まで、少し遅い時間帯から働く人もいます。

またリハビリや通院のため毎週月曜日は休む、という人もいます。

このように労働時間や働き方が自由に選択できるのは、障害者雇用ならではといったところでしょう。

細かい休憩時間

私が勤務している企業では毎時間45分の業務、15分の休憩が認められています。

私自身もですが、過集中になりがちな人もいるので疲れないように配慮してもらえます。

座り仕事なので、この休憩時間に適度に身体を動かすようにして仕事と休憩のメリハリをつけるようにしています。

仕事が少ない

ここからはデメリットです。

私が勤務する会社だけなのかもしれませんが、全体的に仕事量が少ないのがデメリットです。

たとえあったとしても短時間で終わってしまう仕事なので、仕事を探すのが大変です。

勤務時間が短い

前述のメリットで勤務時間が短い、と書きましたが、私の場合はデメリットです。

元々外に出られないので完全在宅の仕事を探して今の企業にたどり着きました。

そのため調子が良い日が続き、8時間労働にできないかと打診しましたが、それはできないと断られました。

障害がある自分を雇ってくれる貴重な企業ですが、「もう少し働きたい」という気持ちには応えてもらえませんでした。

労働時間も短いので一般就労の方と比べると約半分くらいの給料でやりくりしているのが現状です。

昇給、昇格の可能性が低い

「障害者を差別してはいけない」と法律で決まっていますが、障害者雇用の場合、昇給、昇格の可能性が非常に低いのが現状です。

お給料は県の最低賃金で、昇給もありません。

確かにすぐに体調を崩す障害者が大きな仕事を任されて、途中でダウンしてしまっては大変だという企業の考えも理解できますが、せめて実績を認めてそれによって昇給してもらえればやりがいも出るのに、とこの点は不満を抱いています。

まとめ

障害者雇用とは何か、障害者雇用のメリットとデメリットについて紹介しました。

障害者雇用は心身にハンデを背負った私たちでも働ける貴重な場です。

ただしすべてが良い企業というものは存在しません。

自分の障害、特性、また企業の考えや福利厚生などをよく見て、障害者雇用に挑戦してみてください。

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ひろと

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