障害者雇用に、パートの仕事はあるのか?

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「障害者雇用で働きたいけれど、フルタイムの勤務はまだ無理かな……」

「できればパートかアルバイト雇用で働きたい」……。

障害が人によって違うように、生活環境の違いであえてパートやアルバイトを希望する障害者もいます。

今回は障害者雇用にパートで入社できるのか、パートで働くメリットとデメリットについて紹介します。

障害者雇用にパートで入社できる?

「障害者雇用」というとフルタイムのイメージが強いですが、パートやアルバイト雇用はあるのでしょうか。

紹介していきます。

パートの求人募集は案件多数

パート・アルバイトでの雇用を希望している方は多く、企業もあえてフルタイム勤務ではなくパート・アルバイト勤務の求人を出しているところもたくさんあります。

選択肢が広いので、パートを希望している人はこまめに求人情報をチェックしてみましょう。

正社員登用できる企業もある

パートで入社したけれどやはり正社員登用で働きたい、という場合は「正社員登用あり」の企業もあります。

しかしすべての企業がこの制度を取り入れているとは限りませんので「はじめはパート、いずれはフルタイム」と考えている方は企業選びを慎重に行いましょう。

パートの仕事内容

障害者雇用でパート採用された場合の仕事は、基本的に障害者雇用の方と同じです。

障害者雇用は事務作業が多いので、パソコンを使った作業や書類の作成、コピー取りなどがあります。

他にも清掃作業、調理補助など探せばたくさんの業種がありますので「これなら自分にもできそう」という企業には積極的に応募してみましょう。

障害者雇用にパートで働くメリット

障害者雇用にあえてパートで働くメリットとは何があるのでしょう。

例を挙げて紹介します。

週20時間以上の無期雇用が受けられる

一般的にフルタイムの障害者雇用は週30時間~となっていますが、パートになると週20時間以上の無期雇用となります。

体調の他にも、子どもが小さい、通院回数が多いなどの理由からパート勤務を希望する方もいます。

配偶者の扶養控除から外れない

配偶者がいる方の中には扶養に入っている方もいるでしょう。

その場合、働きすぎると扶養から外れなければなりません。

一般的に言われる「103万の壁」ですね。

この制度を取り払おうと政府も動いているようですが、実現にはまだ時間がかかると見られます。

扶養控除から外れない程度の時間で働きたい方が、パート勤務を希望することもよくあります。

フルタイムが無理な人でも働ける

「障害者雇用で働きたいけれど、いきなりフルタイムは無理」

「体調を見てから仕事時間を延ばしたい」

そういう考えの方もいるでしょう。

まずはパートで身体を慣らし、仕事を覚えて「この企業で長く働きたい」と決断した場合、フルタイム勤務ができるか、正社員登用してもらえるか打診してみましょう。

しかし企業によっては「障害者はパート・アルバイトのみ。正社員は健常者」という企業もあります。

差別ではないか、とも思うのですが、そういう企業もある、ということを覚えておきましょう。

就労経験がない人でも始めやすい

障害で就労経験がない、という方でも、1日4時間程度の作業からなら始めやすいのではないでしょうか。

就労経験がない場合、大体の方はA型作業所、B型作業所に通所してから障害者雇用にステップアップすることが多いのですが、もちろんそれを飛び越えて障害者雇用に挑戦することも可能です。

ただし就労経験がないことに難色を示す企業もあります。

その場合は、一旦作業所で就労の実績を作り、改めて障害者雇用を探すようにしましょう。

障害者雇用にパートで働くデメリット

障害者雇用をパート・アルバイトで働くメリットを紹介しました。

次はパート・アルバイトの障害者雇用で起こりやすいデメリットについて紹介します。

収入が低い

やはり収入が低いのが一番の難点です。

ただでさえ障害者雇用は収入が低いことがデメリットとして挙げられるのに、パートなどの短時間労働になると、それ以上に収入が低くなります。

体調や自分で「この収入で良い」「体調を優先したい」というのなら別ですが、収入面を考えるのであれば、フルタイム勤務の障害者雇用を考えた方が良いでしょう。

やりがいがない仕事が多い

これはフルタイム勤務でも言えることですが、障害者雇用の業務内容は簡単なものが多いのがデメリットです。

もちろんサイト作成など難しい業務に携わっている方もいるのですが、多くの障害者雇用はデータ入力などの事務補助、清掃業務、施設管理などの仕事が主な職種です。

そのため仕事内容に面白みがなく「やりがいがない」と感じる方も少なくありません。

キャリアアップにつながりにくい

前述したように障害者雇用は簡単作業が多いため、キャリアアップにつながりにくいこともデメリットです。

またパート・アルバイトの障害者雇用となればフルタイムの障害者雇用よりも勤務時間が短いため、大きな仕事を任せてもらえないケースがほとんどです。

障害者差別はやめましょう、と言われつつも、実際、障害者雇用で働いていると明確な「壁」を感じることも多々あります。

まとめ

障害者雇用にパートの仕事はあるのか、またその際のメリットとデメリットについて紹介しました。

病気でつらい思いをして、ようやく就労意欲を取り戻した方にとって、パートでの障害者雇用は良い環境とも言えます。

無理のない範囲で仕事をしてください。

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ひろと

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