障害者雇用におすすめのスキルアップ4選!

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「障害者雇用に何度も落ちて困っている」「」障害者雇用で仕事をしたいけれど、なにもスキルを持っていないからアピールできる部分がない」とお悩みの方はいませんか?

今回は障害者雇用にスキルアップはどうして必要なのか、また障害者雇用におススメのスキルアップ4選を紹介します。

障害者雇用のスキルアップはどうして必要なのか?

「そもそもどうして障害者雇用にはスキルアップが必要なの?」と考えている方もいるでしょうね。

障害者雇用にスキルアップするとどういったことが起こるか、メリットを紹介します。

資格や経験があると就活が圧倒的に有利!

何らかの資格があると、障害者雇用の就活に圧倒的有利に立つことができます。

障害者雇用は企業が仕方なく雇用している、という場合も残念ながらあります。

しかし会社の役に立つ人材ならば「ぜひウチの会社に来て欲しい」と思ってもらえるはずです。

すでに職種が決まっている方は、それに向けた資格取得や勉強をしておくと面接でアピールできます。

履歴書に記載できる

人事採用の方は履歴書を見る場合、職歴や自己PRももちろんですが、資格にも目を通します。

その際に企業に合った資格を取得していると、資格欄に堂々と記載できるのがメリットです。

かく言う筆者は調理師免許を取得しているので、食品関連の仕事で不採用になったことはありません。

まったくの異業種に転職するなら別ですが、企業とスキルがマッチしていると就活成功の可能性も高くなります。

昇進・昇格の可能性もアップ!

スキルや資格を持っていると即戦力になり、企業にとっても重要な人材になります。そのため早期に昇進や昇格の可能性も高くなります。

「障害者雇用で昇進なんてできるの?」と思われるかもしれませんが、それは本人の頑張り次第。見ている人はきちんと働きぶりを見ています。

仕事の幅も広がるのでキャリアアップにもつながる

企業によっては障害者雇用でもマルチタスクを求める業種もあります。

もちろん障害や症状によって采配は上司が決定しますが、複数のスキルを持っていることで仕事の幅が広がり「同じ作業は退屈で飽きた」ということにはなりません。

色々な仕事に触れることで「自分はこの仕事に向いている」と分かることもあるので、ぜひスキルアップを目指しましょう。

障害者雇用におすすめのスキルアップは? 4選紹介!

障害者雇用で仕事を探している方に、どうしてスキルアップが必要なのか紹介しました。

では次に持っていると有利になるスキルを紹介します。

PC関連の資格・スキル

どちらかと言えば、障害者雇用は事務関連の仕事が多いうえ、希望している人もたくさんいます。

その中でPC関連のスキルを取得していると大変便利です。

「Word・Excelの基本的な操作ができればOK」という会社もありますが、せっかくですから資格を取得することをおすすめします

MOS資格、日商PC検定、Word文書処理技能検定など、PC関連の資格は数多くありますが、やみくもに何でもかんでも、と資格を取得する必要はありません。

IT・プログラミング関連

IT関連はこれからもどんどん進化すると言われています。

人材はまだまだ足りず、企業によってはまったくの初心者を教育して、プログラミングやwebデザインなどの研修をしています(ただし年齢制限あり)。

プログラミングは独学でもできますが、難しいので挫折してしまう可能性も高いです。

そのため先行投資として通信講座などを受講して指導や質問をしながら勉強することをおすすめします。

経理関係

経理は会社にとって重要なポジションです。

そのため未経験が経理関係の仕事に就くことは非常に難しいのが現状。

経理関係は簿記検定や日商簿記2級(3級は履歴書に記載してもあまり効果はありません)、ビジネス会計検定など多数の資格があります。

特に日商簿記2級は難易度も高く合格率も低いと言われます。しかし取得できればかなり専門的な知識を持っていると見られます。

介護関連の資格

介護問題は年々深刻になっています。

そのため障害者雇用でも介護関連の求人は多数あります。

資格を持たない方も割合簡単に採用が貰えるので、介護の仕事に興味がある方は介護関連の資格があると有利です。

介護士の資格は一定数の実務経験(介護助手)でも取得できますが、ハローワーク主催の職業訓練等でも取得できます。

その後も介護福祉士(実務経験必須)などを取得すれば昇給や昇進の可能性もあります。キツイ仕事ですが、やりがいは充分にある仕事と言えます。

注意点:民間資格はあまり役に立たない

少し話は変わりますが、「資格を取得したら有利」と紹介しましたが、これは民間資格ではあまり役に立ちません。

たとえば「医療事務」の資格を取得したとしても、それは通信講座などが独自に作った資格なので、履歴書に記載しても役に立たないことがほとんどです。

他にもフラワーアーティスト、セラピスト等、民間資格は多々あります。持っていて損はないでしょうが、「ああ、勉強したのね」といった程度でとどまることが多い(それでも充分ですが)ので注意しましょう。

まとめ

障害者雇用でスキルアップが必要な理由や、おすすめのスキルアップ4選を紹介しました。

資格はいくら持っていても問題ありませんが、まったく的外れな方向に行ってしまっては時間とお金の無駄にしかなりません。

自分のやりたい仕事を見つけた上で、スキルアップのための勉強や資格取得に励んでくださいね。