障害者雇用に、完全在宅の仕事はあるのか?

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コロナ禍が流行したとき、多くの企業が完全在宅を採用していました。

現在は元の通勤体制に戻っている企業も増えていますが、今でも週2~3回は在宅勤務、という企業も多々あります。

今回は、障害者雇用に完全在宅の仕事はあるのか、またそのメリットとデメリットについても紹介します。

障害者雇用に完全在宅の仕事はある?

「障害があるからできれば完全在宅の仕事がいいな」と思っている方もいるでしょう。

障害者雇用に完全在宅の仕事はあるのか、紹介します。

完全在宅の仕事、あります!

筆者が実際に完全在宅の仕事に就いています。

障害者雇用でも完全在宅の仕事は多々あります。

地元で働くよりも高い時給なので、結果として給料がアップすることもあります。

もちろん逆のパターンもありますが、家にいながら遠くにある企業の仕事ができるのは完全在宅の大きな特徴ですね。

完全在宅の仕事にはどんな仕事がある?

障害者雇用で完全在宅の仕事は、私のようにパソコンを使ったWEBライティング、事務、WEBサイト作成など、パソコンを使用した仕事がほとんどです。

企業によってはパソコンを貸与してくれるところもありますので、自宅にPCがない人も応募可能です。(私用PCでの作業を求められることもあり)

完全在宅の仕事の見つけ方

私は今の企業をハローワークで見つけましたが、他にも転職サイトを利用して仕事を見つける方法もあります。

障害者専用の求人サイトもあります。

一般就労ではなく障害者専用ならばそういったサイトを活用しましょう。

障害者雇用の完全在宅、メリットは?

障害者専用に完全在宅の仕事があるのか、紹介しました。

完全在宅で仕事をするうえでのメリットはたくさんあります。

障害者雇用で完全在宅する場合のメリットを紹介します。

周囲の目を気にする必要がない

周囲の目を気にすることなく家で仕事に打ち込める環境は、障害を持っている私たちにとってとても安心できる空間です。

また人間関係の軋轢に悩む必要もないので、ストレスなく作業ができます。

通勤時間ゼロ

これは一般就労している健常者も同じことを言っていますが、通勤時間がゼロなのでゆっくり支度できますね。

障害によっては朝の通勤ラッシュが怖い、移動が難しい人もいますので、在宅勤務であれば通勤ゼロですぐに仕事が始められますね。

自分のペースで仕事ができる

周囲を見るとどんどん仕事をこなしている。自分も頑張らなきゃ……と焦ってしまう方もいるでしょう。

それがストレスになり、ようやく落ち着いていた障害が悪化して退社する羽目になってしまっては意味がありません。

その点在宅ワークは周囲の目がほとんどないので、自分のペースで仕事をこなせます。

仕事とプライベートの両立が可能

通勤がゼロという事は就業時間になったら即プライベートの時間です。

家事に忙しい方や、子どものお世話をしなければならない人にとって、時間の確保ができるのは大きな利点ですね。

また障害者雇用は6時間勤務がほとんどですので、仕事をしながらプライベートも充実可能です。

障害者雇用の完全在宅、デメリットは?

障害者雇用の完全在宅について、メリットを紹介しました。

では反対にデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

外出することが極端に減る

これは私のことですが、完全在宅になると出かける機会が極端に減ってしまいます。

「帰りにあそこに行こう」となることがないので、無駄遣いはしませんが今週出かけたのは病院に行ったときだけ、ということもザラにあります。

オンオフの境目がつけにくい

どうしても家で仕事をしているとオンオフの境目がつきにくくなってしまいます。

特に障害の特性で過集中になってしまう方にとって、就業時間が過ぎても夢中で作業してしまうこともあります。

スマホのアラームなどを上手く利用して、「今から仕事」「今からはプライベートの時間」とハッキリ区別するようにしましょう。

だらけてしまう

メリットの欄で「周囲の目がない」と書きましたが、反対に言うと周囲の目がないことでついだらけてしまうことがあります。

完全在宅の仕事に就いている方の中には、上半身はきちんとした格好をしていても下半身はパジャマのまま、という人も。

また仕事においてもだらだらとしてしまい、納期になって焦って仕事を片付けることも考えられます。

自制できる人が完全在宅の業務に向いています。

求人が少ない

完全在宅の障害者雇用はあるのですが、求人数が少ないのがデメリットです。

やはり皆さん障害を持っているので、在宅を希望する方が多いのでしょう。

1人の求人に何十人もの人が応募することも珍しくないそうです。

常に求人をチェックするようにしましょう。

まとめ

障害者雇用に完全在宅の仕事はあるのか、またその場合のメリットとデメリットについて紹介しました。

完全在宅は身体的に本当に楽です。

しかしうっかりするとだらけてしまうので、「仕事をしている」ということを忘れずに作業することが肝心です。

障害者雇用に完全在宅の仕事を探している方は、メリットとデメリットをよく理解した上で応募するようにしましょう。

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ひろと

障害者雇用で働くには、転職エージェントの利用がおすすめです。