障害者雇用に、データ入力の仕事はあるのか?

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障害者雇用を探しているけれど、力仕事には自信がない。できれば在宅で仕事がしたい。

そういった方もいるでしょう。

そこで今回は、障害者雇用でデータ入力作業の仕事があるのか、またデータ入力の仕事に向いている人などを紹介します。

障害者雇用でデータ入力の仕事はある?

障害者雇用はたくさんの業種があります。

その中でデータ入力の仕事はあるのか、紹介します。

データ入力の仕事、たくさんあります!

はじめに回答からですが、データ入力の仕事はたくさんあります。

求人サイト「求人ボックス」には、データ入力の仕事を検索すると5000件以上の求人がヒットしました。

ただしこれは「データ入力 在宅」と検索しただけです。

データ入力の仕事と言っても、付随して電話応対や事務職としてのデータ入力など、「完全在宅でデータ入力だけの仕事がしたい」という場合は求人数が減ると考えておきましょう。

雇用形態も様々

障害者雇用のデータ入力の仕事は、雇用形態も様々あります。

正社員はもちろん、パート、アルバイト、派遣などの形態があり、それぞれの事情のもと仕事ができます。

「いずれ正社員になりたい」と考えている方は、「正社員登用あり」の仕事を探すことをおすすめします。

完全在宅の仕事もあり

コロナ禍で在宅ワークをする企業がたくさんありましたね。

流行がある程度落ち着きを見せ始めた頃、再び出勤体制に戻った企業もありますが、データ入力の仕事には完全在宅の形態を取っている企業もあります。

特にデータ入力だけの仕事の場合は完全在宅OKの場合が多く、全国どこからでも応募できるメリットがあります。

障害者雇用でデータ入力の仕事に向いている人

障害者雇用でデータ入力の仕事があるのかを紹介しました。

次はデータ入力作業に向いている人を紹介します。

パソコンの基礎知識がある

データ入力はもちろんパソコンで行います。

そのためWord、Excel、PowerPointの基礎知識が必須となります。

Excelに関してはマクロを組んで作業をすることはないと思いますが、最低限の基礎知識は習得しておきましょう。

ひとりで黙々と作業をすることが好きな人

ひとりで黙々と作業をするデータ入力の仕事は、コミュニケーションを取ることが苦手な人にとっては天職ではないでしょうか。

反対に、周囲から話しかけられながら作業をすると、集中力が切れてミスをしてしまう可能性もあります。

ただし、障害者、特に精神障害者は過集中になりがちな傾向があります。

適度に休憩をはさんで作業するようにしましょう。

正確な入力ができる

データ入力は簡単な仕事と考えている人もいるでしょうが、大切な書類を扱う場合もあります。

そのデータにミスがあったら会社の信頼を失う可能性もあるのです。

几帳面な性格の人が向いている仕事と言えます。

報連相をきちんとできる

たとえ完全在宅のデータ入力作業だとしても、まったく人と関わらず仕事をすることはありません。

完全在宅の場合、Skypeやzoomを使用して仕事の進捗状況や疑問点などを上司に相談する機会があるでしょう。

コミュニケーションを取ることが苦手、という人には憂うつかもしれませんが、社会人として報連相は常識。

きちんと行うことで信頼してもらえる人間になります。

集中力がある

データ入力の仕事はミスなく作業することが大切なので、集中力がある人が向いている仕事です。

とはいえ大人の集中力の限界は約50分と言われています。

しかし50分ずっと継続して集中している訳ではなく、15分集中すると一度は集中力が途切れるのだそうです。

「ポモドーロタイマー」というものをご存じでしょうか。

これは25分作業に集中して5分休憩、それを4回繰り返したら30分程度の長い休憩を取るという方法です。

この方法を上手く使えば一日中仕事をしていても仕事と休憩のメリハリがつくので長時間の作業も苦になりません。

30分の休憩をとることは難しいかもしれませんが、自分のペースに合わせて時間を変えて作業をしてみてください。

筆者も勉強の際に実際にこの方法を試しましたが、集中と休憩を繰り返すので「よし、あと少し頑張れば休憩できる」と作業にも集中できました。

根気強い

データ入力の仕事は基本的に同じ作業の繰り返し。

そのためルーティンワークが苦手な人には不向きな仕事です。

しかし根気強く、大量のデータ入力でもコツコツと作業ができる人はデータ入力の仕事は非常に向いていると言えるでしょう。

根気強いということは一日にできる作業も多くなり、会社からの評価も良くなる可能性があります。

ただし自分はあくまでも「障害者」であり、体調管理が第一であることを忘れず、オーバーワークにならないよう常に注意しましょう。

まとめ

障害者雇用でデータ入力の仕事はあるのか、またデータ入力の仕事に向いている人を紹介しました。

障害者雇用でデータ入力の仕事はたくさんありますが、向き不向きの幅が大きい仕事ともいえます。

「黙々と作業をしたい!」「一日中パソコン作業をすることが苦にならない!」という人はデータ入力の仕事が向いています。

ぜひ求人を探して応募してみてくださいね。

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ひろと

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